2020年8月19日水曜日

Fiat500の給油口のこと、位置・開け方・閉め方。

 

 

 

 またしばらく乗る機会がないので今日は給油口の説明をしますね。当然外国車の給油口は独特なんですが、日本車は給油口のカバー自体が車内からしか開けられないようになっていて、カバーの中のネジキャップには鍵はかかっていません。高級車は分かりませんが、庶民のファミリーカーには鍵を使わないと開かないような給油口はありません。

 海外は物騒だから日本車のような車内のレバーを引っ張って開けるような給油口の扉はこじ開けられてしまうのかもしれませんね。なので、外のカバーは手で簡単に開閉できて中のキャップに頑丈な鍵がかかるようになっているのです。(外も鍵がかかる車種もあるようですがFiat500の外カバーは鍵のかからないただのフタです)




Fiat500の給油口の位置は右側!



 ワイパーとウインカーのレバーが日本車とは逆なように、給油口の位置も日本車の感覚とは反対で右側にあります。

 給油口は排気口(マフラー)から離れた位置にあるのが一般的なので、左側通行の日本は歩道から遠い方:右側にマフラーがあることが多いため給油口は左側が多いのです。逆に右側通行の海外のくるまは、マフラーが左側にあるため給油口が右側になるのです。




 車のデザインや(マフラーが2本あったり)、給油時の安全性が高くなったので、給油口の位置のこだわりはなくなってきているようです。


 インパネを見れば、ガソリンスタンドマーク⛽▶のわきに、どちらに給油口があるか三角印で示されているのは日本車もFiat500も一緒です。




Fiat500の給油キャップの開け方。





給油キャプに直接ついている鍵穴に車のキーを差し込みます。




給油キャップを左手で抑えて鍵を左にグイっと回すとキャップが外れます。




外したキャップは扉の下にあるフックに鍵をさしたままぶら下げることが出来ます。




Fiat500の給油口の閉め方。



閉め方は、開けた時の反対にやればOKです。


 キャップを給油口に合わせたら(左右に回しながら合わせると入りやすい気がします)キャップをまた左手で固定しながら車のカギを今度は右にグイっと回して抜けば外れなくなるはずです(回転はしますが)。少しコツがいるので最初は閉めたと思っても引っ張ってみると、取れちゃったりするので確認しましょう。

2020年8月2日日曜日

FIAT500 MTモードで加速と減速、スムーズで快適な走りが楽しめる!デュアロジックMTモードで運転のコツ。

 オートマの免許証で乗れるというには、あまりにもマニュアル車に近い感覚が味わえます!オートマ免許でFIAT500を買った人は、オートマ免許なのにこれだけマニュアル車の運転感覚を楽しめるなんてお得じゃないか!と思ってしまいます。私もMTモードで走っていると免許取りたての頃の感覚を思い出します!

 前回はFIAT500 Twin AirをAUTOモードで乗るときのコツについて書きましたが、今回はマニュアル(MTモード)でさらにスムーズに走る方法を書いてみたいと思います。


FIAT500 デュアロジックMTモードでの発進!

発車の前にまず”MTモード”になっているか確認しましょう。
AUTO⇔MTモードの切り替え方は下の通り、前回の記事から抜粋↓ 
 

※Fiat500 デュアロジックのオートマモードとマニュアルモードの切替方法。

シフトレバー左側の「A/M」と書いてある方にレバーを倒すことでオートとマニュアルの切替が出来ます。
 オートマモードの時はインパネのシフトの下(写真のNの下)に”AUTO”と表示。
もう一回シフトを左に倒すと表示が消えてマニュアルモードになります。

 インパネ写真の下のように”AUTO”が消えた状態で発進です。(※発車するときはシフトが”N”ではなくて”1”にして。)

 実際に乗ってみると、快適に乗るにはあまり燃費が良くないかもしれません。AUTOモードの時、自動で1速から2速に切替わる2,500回転くらいだとまだ加速が不十分な感じがします。もう少し加速してからの方がアクセルを緩めたときに前のめりになる反動が弱いような気がします。
 つまり車体がスピードにのった感じがするのは3,000回転以上で、このタイミングでアクセルを緩めるてシフトチェンジするのが一番スムーズかな?と感じました。(車体によっても個体差があるのかな?)

 アクセルを緩めた瞬間にシフトレバーを手前(+)に引いてシフトアップしていきますが、ギアチェンジの瞬間は加速が緩むので”一瞬”でギアチェンジしたいものです。
 アクセルを踏む足を緩めた瞬間にシフトレバーをパッっと手前に引いてすぐアクセルを踏み込みます。この切り替えるスピードは少しでも素早い方がいいと思っていますが、うちのカミさんは”やさしくそっと”切り替えるのでタイムラグが大きいのですが、ま、それも個性ですよね、運転に人が出るのはこうゆうところかもしれません。


FIAT500マニュアルモードでシフトアップ。

 1速から2速が一番難しくスピードや回転数が合わないとギアチェンジの時に反動が来ますが2速から3速はそれほどではありません、スピードが上がればギアチェンジの反動は軽くなっていきます。
 街乗りで時速40kmくらいだと3速から4速に上げようかなぁ~3速のままでいいかな~くらいの感じ。右左折が多く微妙な加速減速が必要な道なら3速のままの方がきびきび走れるけれど、直線で変化がない道なら4速でもいい感じです。
 少しスピードが上がって(50kmくらい?)惰性で走れると5速で走れます。AUTOでもこのくらいになると自動で5速に上がります。少し上り坂で減速するようなときは4速にしています。


FIAT500マニュアルモードで減速、停止するとシフトはどうなる?

 マニュアル車ならエンジンブレーキを掛けながら減速し、当然止まるときにはクラッチを踏まなければエンストしてしまいます。

 エンスト?最近聞かない単語ですね。マニュアル車は操作を誤るとエンジンストップしてしまって初心者は公道で赤っ恥をかいたりしました。
 発進の時にいきなりクラッチを離してエンジンと車輪を急激につなげるとエンジンが止まったり。停車する瞬間にクラッチを切り忘れてエンストしたこともあります。いまでも軽トラに乗った高齢者がエンストしているのをたまに見かけますが。。。今思えば本当に”マニュアルな機械”ですね。そこが好きなんですが。

 Fiat500もマニュアル感覚に近い車なので減速していったらどうなるんだろう?とマニュアル経験者の私は心配しちゃいましたが、今の時代そんな心配は無用でした。

 アクセルを離して減速し始めると、速度にあったシフトに自動で下りてきます。ギアが変わるときに少し反動は感じますが気になるほどではありません。また自然に減速するよりももっと減速したいときはシフトレバーを(-)のほうに倒してマニュアルでシフトダウンするとエンジンブレーキがかかります。

 間違ってシフトを下げ過ぎても「そりゃ無茶だ」という時は”ピピピッ”とエラー音がして無理なギアには入らないようになっています。

 そして止まるときもそのまま停車してもエンストはしません。(あたりまえか・・・省エネのためのアイドリングストップ機能はあります。)


FIAT500はマニュアルモードで走った方が快適!?

 マニュアルモードで自分の感覚でスムーズに加速して走行し、止まるときは車におまかせでシフトチェンジしてくれる、この乗り方が一番楽で楽しいのかな?と感じました。というか、そうやって乗るために開発されたのかな?と思います。今の車にはいろんな技術が使われているんだなーと、感心してしまいます。