2020年4月27日月曜日

FIAT500という以外にこれと言ったこだわりはなかった。

 初めてFIATを購入するので、細かいモデルや型式などにこだわりはありませんでした。色にも強いこだわりは無くて落ち着いた色だといいなぁ、という程度。いままで乗っていた車がメタルグリーン(スピリティッドグリーンメタリック)だったので”今度は落ち着いた色がいいな”と言う感じでした。

FIAT500で一番気になったのはエンジン。

こだわりは無かったけれど、気になったのはエンジン。

現在のFIAT500のグレードは3種類。
  • FIAT500  1.2Pop
  • FIAT500  Twin Air Pop(ツインエア・ポップ)
  • FIAT500  Twin Air Lounge(ツインエア・ラウンジ)

みなさんご存知と思いますが、この「1.2」と「Twin Air」はエンジンの種類を表していて、
「1.2」はもちろん排気量1,200cc(総排気量は1,240cc)。
「Twin Air」は”直列2気筒”というエンジン構造の特徴を表しているようです。
この”直列2気筒”は軽量・コンパクトでコスト面も良く20世紀後半まではスモールカーによく使われてきましたが、音や振動が大きいのであまり使われなくなったそうです。
(※参照:Webカーマガジン2017/07/15ホリデーオート編集部記事より。)

つまり、直列二気筒の音は独特でフィアットの特徴とも呼べる個性になっているのです。しかも「Twin Air」は総排気量875ccながらインタークーラー付きターボを装着して、1,200ccよりも強いパワーとトルクを持ちながら燃費までも良くなっているのです。
(※参照:サイト”欧州車のレシピ ”2017/05/11の記事より。)

 実際に展示場でエンジンを掛けさせてもらうとパタパタとしたなんとも味のあるエンジン音、ジブリに出てくる乗り物のような音がします。1200は日本車と感覚があまり変わらず違和感がないという事でしたが、せっかくフィアットに乗るならフィアット特有のエンジンの振動を楽しみたいと思いました、トルクもあるので街乗りもきびきびと走れそう!ということで、エンジンはぜひ「Twin Air」のものがいいなぁ、と思いました。

2020年4月23日木曜日

初めてFIATの名前を知った時は。

FIATの名前を知るきっかけになったのは実は500ではなくてPandaだった。

初期のPandaの平面フロントガラスはとても目立つ。

 「絶対に夕日を反射されたらまぶしくてかなわないだろう」といつも心配してた。30年以上も前の免許証も持っていない頃の話。
(1980年生まれのPandaは今年40周年を迎えた。)

 その飽きの来ないデザインはずっと引っかかっていて、FIATという名前も聞くたびに聞き耳を立てていた。そして500(チンクエチェント)を知った。アニメや映画で良く見るFIATは500の方が多くてすっかり気に入ってしまった。

 「古き良き時代」という言葉があるけれど、特に車に関しては昔のモデルを好む人たちがいる。確かに昔の500はとてもかわいい、でも私がお付き合いできるのは今の500からしか付き合えない。前のモデルの人は「なんか新しい500って変」と思っている人もいるだろう。でも今のモデルもいつかは過去のものになって、言わば”先輩”になっていくのだ。そうなるまでの年月をお付き合いしていくんだ。

 「テールランプがドーナツになっているのが新しいタイプです」とディーラーさんから教えてもらってから、街で見かけるとついテールランプをチェックしてしまう。このドーナツテールランプが古き良きデザインと思われるまで乗って行くのが楽しみだ。

FIAT500 テールランプ
FIAT500のドーナツテールランプ。

2020年4月21日火曜日

フィアット500への想い。

フィアットは子供の頃から気になっていた存在感のある車。
かわいい車はたくさんあるけれど、
フィアットにはなにかが違うところがある。
うしろのトランクがストンとコンパクトにまとまっているところ?

お得感や、使いやすさよりデザイン優先で作られているところ?
車に乗ることを楽しむために作られたような存在。

でもまさか自分で手に入れるとは思っていなかった。

まずは生活ありきでしょ?
大きな荷物を運ぶことがあるかもしれない、
4人よりは5人乗れたほうがいいかも、、、

だから経済的でオールマイティーな車をつい選んでしまってきた。
パソコンで言えば会社でWindowsなのにMacを買うような、、、
きっと楽しいだろうけれど、自分の楽しみだけの為に何かを選ぶのは勇気がいる。

でも、今回はとうとう選んでしまった。
ディーラーさんも。
「これからのFIATとの生活が良いものになるよう精一杯サポートいたします!」
と言ってくれたから、憧れでもあった純粋に楽しむための車を選んでみた。

まもなく家にやってくる、いままで車を購入した時とはまるで違ったワクワク感が高まっているのだ。これからどんな風に付き合っていこうか、ソワソワしてしまう。