2020年5月24日日曜日

FIAT500運転レポ!楽しい魅力ある乗り心地。

FIAT500インパネ

 とうとう我が家にFIAT500 Twin Air Loungeがやってきた、ツインエアの独特なエンジン音に魅せられて購入したけれど、自分で運転して走り出したらまた別の魅力が現れた!!そもそも乗り心地とはなんなのか?根本的な意味に悩まされた体験談をブログに書いてみるよ!

FIAT500ツインエアのエンジン音は大きいと言うけれど。


 FIAT500のTwin Air(直列2気筒ターボ875cc)のエンジン音は1.2(直列4気筒1,240cc)に比べて大きいと言うけれど、実際どれくらい違うのか?当然車として”うるさくて乗れない”なら商品にならない訳で、その辺を具体的に話しますと、車を受取りに行った帰り道、エンジン音を聞こうと思っていたらカミさんがカーステレオで音楽を鳴らし始めて(新車なので色々いじりたがって・・)エンジン音がよく聞こえなくなってしまいました、そのくらいの大きさです。でも振動は感じられました。
 音が大きいと言ってもその程度ですが、少しでも静かなほうが良ければ1.2のエンジン音は日本車と比べて”違和感がない”といわれているので、乗り心地に静かさを求めるなら1.2の方が良いでしょう。

 でも運転している時のドキドキ、ワクワク感も乗り心地と考えるなら、私はツインエアの独特のエンジン音に魅力を感じました。
 購入する時に”一番気になったのはエンジン”と言うことは以前の記事(参照記事:FIAT500という以外にこれと言ったこだわりはなかった。)に書きましたが、その時は展示場で停車したままのTwin Airのアイドリング状態で”パタパタ” ”フタフタフタ”という音が独特でかわいくて良かったのですが。走り出して回転数が上がると”かわいらしさ”はなくなり”たくましさ”が感じられます。

”ブロロロロ~バタバタバタ~”
上がっていくエンジンの回転数が振動で伝わってきます。
小さい車なのでエンジンのパワーがよりよく伝わるようです。

あれ?なんだろうこの乗り心地、懐かしい感じがする。

FIAT500ツインエアの乗り心地は悪い?


 乗り心地といえばサスペンションが一番のポイント、道路の段差や凸凹の振動をクッションがどう吸収してくれるか、ですが。スプリングとかスタビライザーとか難しいシステムのことは分かりませんが乗ってみてすぐ感じたのは「固い」です。

 車を受取っての帰り道、カミさんの車なので最初はカミさんが運転して、私は後部座席に乗りました。後部座席は意外と広く快適でした。視野も広く、またラウンジにしたので屋根の窓から空も見えるので狭苦しい感じはしませんでした。


 ところが走り出すと道路の段差では”ゴンッ”と音がするし、曲がると体が反対側へ振られるし、「あれ?乗り心地は結構ハードなのかな?」と言う感じ。我が家のもう一台の国産ファミリーバンは道路に段差があっても”ガツン”とした振動は伝わって来ません。

 一方、運転しているカミさんはとても楽しそうで車の反応を楽しんでいるようです。サスペンションが固いという事は高速曲がるときの安定性が高くなるので車との一体感が楽しめます。私はまだ高速道路を走っていないのですが、先日カミさんが走って来て「高速になるほど安定する」と言っていました。

 帰宅途中で運転を変わってもらい自分で運転してみると、ターボエンジンの力強いトルクの加速力、カーブを曲がるときの安定感。ルパン三世のアニメみたいな乗り方が出来るんじゃないかと(例え話として)思えるほどキビキビと走ります。

 エンジン音にしても、サスペンションにしても運転する人の快適性がFIAT500が大切にしている乗り心地なんだな、と思いました。だからオートバイのタンデム(2人乗り)のように同乗者も一緒に走りを楽しむときに本当に乗り心地が良いと言えるようです。

 ネットで見つけた欧州車の乗り心地を表現した名言があったのでご紹介します。

言葉で伝えても、真実は体験していただかないとわかりませんが、真の乗り心地の良さは、不快さのシャットアウトではなく、快楽の創造だということです。
~引用元:MOTAニュース(2010.05.07)
レビューで良く見る「乗り心地」って一体どんな性能のこと?」清水 草一より。


まとめ


 FIAT500の楽しい乗り心地はカミさんの行動が何よりの証拠です。休日は遅くまで寝ていたカミさんが早起きして自宅から1時間ほどの実家に山菜を取りに出かけたり(今月2回も!)、他人任せだったガソリンの給油に自分で行くようになり、今度は一緒に高速に乗って出かけたいと言っています。この行動の変化はFIAT500の乗り心地の良さを何よりも物語っていると思います。

 最後に、FIAT500を運転した時に感じるなつかしさは、昔家族で行ったゴーカートコース、楽しくて何回も乗ったゴーカートを運転した時のワクワク感です。エンジンの音、振動、反応の良いハンドリング。公道、高速道路も走れるゴーカートを手にしたような喜び感が湧いてくる魅力ある乗り心地です。頑張って買って良かったー!

2020年5月14日木曜日

FIAT500と出会ったタイミング。

FIAT500と出会った(購入した)時の詳しい話。

 今回FIAT500を購入したのは前々から計画していたわけじゃなくて、いままで13年間乗ってきた車の接触事故がきっかけでした。接触事故は不運だったけれど、結果的にはお得にFIAT500を購入することが出来ました。
 「買い替え時期なのかも・・・」とカミさんが言い出してから、国産車も含めていろんな車を検索しましたが、たまたまテレビで流れた”輸入車・正規ディーラー中古車販売会”のCMを見て「春の中古車販売会」へ出かけたのがFIAT500との運命の出会い。そこからトントン拍子で話が進みました。新車がいいのか?中古車がいいのか?それぞれのメリット、デメリット、注意点、の狭間に翻弄されてきたお話です。

FIAT500を中古で買う時の注意点は?


中古車市に行くので中古車を選ぶときのコツを調べてみました。

①初期の不具合が出きって落ち着いた走行距離5万km前後のものを選ぶと良い。
②正規ディーラーでの整備記録がしっかりついているものを選ぶのが良い。

 と、ネットで検索したにわか知識で販売会へ行って見ました。

 会場には、ベンツからBMW、シトロエン、いろんな海外メーカーがそろっていて、フィアット以外の車にも心を奪われそうになった(シトロエンの”魔法のじゅうたん”と言われる乗り心地など)けれど、カミさんの通勤用に小さい車が欲しかったので、やっぱりFIATが良いね!ということになった。

 けれど、FIAT500は2台しかなくどちらも色は白、Twin Air POPTwin Air Loungeで、個人的にはPandaも見たかったので”お店のほうにも行ってみようか?”とカミさんに提案したがFIAT500がすっかり気に入ってしまったようだ。(我が家は5人家族なのでFIAT500では一人乗れなくなるのだが)

Twin Air POPとTwin Air Loungeの違いは?


FIAT500のグレードは3種類。
  • FIAT500  1.2Pop
  • FIAT500  Twin Air Pop(ツインエア・ポップ)
  • FIAT500  Twin Air Lounge(ツインエア・ラウンジ)
Popが標準だとするとLoungeはちょっと高級な感じ(限定車はまた別にあるけれど)。
今回1.2Popは展示されていなかったけれどFIAT500を買うならTwin Airが欲しかったので問題なかった。色も落ち着いた色が良かったので白でよかった。
(※前記事参照:FIAT500という以外にこれと言ったこだわりはなかった。
Twin Airのエンジン性能はPopもLoungeもまったく同じです。

PopとLoungeの主な違いは。


ガラスルーフ
Twin Air Lounge(※以下「ラウンジ」)の屋根はガラスルーフになっていて、空が見える。コンパーチブルみたいに開かないけれど気持ちがいい。まぶしい時はブラインドが付いているので安心。

エアコン
Twin Air Pop(※以下「ポップ」)はマニュアルエアコンに対し、ラウンジはフルオートエアコン。

エクステリア/足回り
ラウンジの方はタイヤがちょっと大きくて、フロントフォグランプが付いている。フロント部分やバンパーなどがクローム仕上げになっていてキラキラしている。

カーオーディオ
ポップもラウンジも同じカーオーディオだけどスピーカーが違う、ラウンジの方はプレミアムサウンドシステム(スピーカーが7個付いている)でメッチャ音がいい。

などなど、ラウンジのほうが色々とグレードが高い。

Twin Air Popが先に売れてしまった。


 結果を先に言ってしまうと、購入したのはTwin Air Lounge。でもグレードが高いほうが欲しいとは思わなかった。別に屋根が窓じゃなくても良かったし、そんなにキラキラしてなくても良かった。Popの方のお値段なら即決!(新車のメーカー希望価格241万が200万円切っていた!)だったけれど先に売約済みになってしまったので”う~ん”と悩んでいた。残ったラウンジは新古車で半年前に登録されたばかりの車両(試乗車)とのこと、ほとんど走ってない。つまり中古車扱いだけど新車みたいなもの・・・ここで予想にしてなかった新車の買い方。新車で買う時のメリットは?

FIAT500を新車で買う時のメリットとは?


①新車登録から3年間無償修理・ロードサービス。
②低金利、ステップローンなど多彩なローンサービス(購入時現在)。

 すでに登録されて半年経っているので無償サポートは残り2.5年というコトにはなるけど、ローンの種類は新車購入と同様(支払い時期据え置き、残高据え置き設定、定額プランなど)選べるとのこと。初期不具合が出きるにはまだ走行距離も短いが3年間無償サポートが付いているなら心配ない。

新車と中古車のいいとこ取りでお得に購入できた。


 小売価格でラウンジはポップより35万円も高いわけだけど。その分色々と快適なわけで、それがPopを新車で購入する総額よりも安い値段だったらお得と思いませんか?
 中古車なので新車ではありえない値引き、新車と同様の保証が付いて購入することができました!またイベント特典の車体コーティング(5万くらいするやつ)がサービスで付いて、ピカピカのやつが我が家にやってきました。「新車か?」「中古車か?」の”どっちか”ではなく両方のメリットを合わせたこんなハイブリッドな購入方法もあることがちょっと発見でした。やっぱり現場に足を運ばないと分からないこともあるんだなぁと勉強になりました。
 かくして、事故と言うきっかけを始まりに”たまたま”が重なってFIAT500が我が家の仲間に加わりました。

2020年5月6日水曜日

FIAT500のルームライトのオン・オフのスイッチはどこ?

ルームライトのスイッチを探すの巻。

FIAT500のルームライト

 日本車と違って色んな細かいところがすべて独創的なんですよね、それを一つ一つ解いていくのが楽しみでもあるけれど。ルームライトのスイッチのオン・オフひとつとっても予想が付かなくてしばらく考えてしまいました。もちろん取扱説明書は読むけれど、何しろページ数が多くて探しているうちに”あぁこれも知りたかった!””そうなんだーふーん”と別のところが気になって寄り道してしまうんです。

スイッチが見当たらないので押してみる。


FIAT500のルームライト

 シンプルでおしゃれなデザインだけれど(写真上の方のスリットはマイクかな?)、スイッチが見当たらないのでライトその物を触ってみた。そういえば押すと光るライトってあったなーと思い押してみる。真ん中あたりを押してみるけれど押せないので、今度は端っこを、すると、、、

”パチン”(実際の音の感覚は「コトッ」って感じだけど)とライトが傾きました!
FIAT500のルームライト

右側が凹んだのが分かりますか?右側が上がって左側が下がった感じになっています。この状態でライトが点かないので「オフ」の状態の様です。

こうなれば「オン」のやり方は想像できますね?

 もちろん次は、左側を押してみよう!
FIAT500のルームライト
”ぽちっ”っとな。想像通り「オン」になりました!

こんな感じで、今度は左側が上がって、右側が下がっています。
シーソーみたいにパタン、パタンと切り替わるんですね。

結果
中央:ドア開けると点灯する通常モード。
右 :室内灯OFF。
左 :常時点灯モード。

いう事でした!!

 これだけのことだけど、小さな発見がよろこびのひとつです!

2020年5月1日金曜日

欧州車は故障しやすいのか?

FIAT500は故障が心配?

 ”欧州車は故障しやすい”という思い込みが日本人の中にはとても根強いです。私も大学時代(30年前)に先輩が外国車に乗っていて、車の故障を自慢のように話していたのを思い出します。

 今回購入するにあたり、現代のネット社会の情報量を生かして検索してみると、”フィアット500は故障しない”というのが実際の話の様です。確かに30年前は故障が多かったのかもしれませんが、フィアットも弱いところは改善してきたでしょうし、販売店のメンテナンスやフォローアップ体制も工夫されているのを感じました。


アフターフォローがしっかりしている。

標準で付いているアフターフォローのサービスプログラムは、登録から3年間(10万キロ)の「基本補償」と「ロードサービス」が付いている。
 どうしても故障のイメージが払えず購入に踏み切れない人には最強の安心材料だと思います。もし自宅から何百キロも離れたところで”突然動かなくなる”などの最悪の故障が起こっても、車の修理だけじゃなくて、トラブル時の宿泊費、交通費も保証される(と言われると”やっぱりそうゆうことがあるのか!”と余計心配になるかもだけど)というのは、”故障しやすい”という思い込みに対抗するフィアットさん最大の努力のように感じました。

 新車なら国産でも初期の不具合と言うものがあって、そういったものは最初からなにかおかしいし、走ってみてから分かる不具合は大体5万キロくらい走れば出し切ると言われているそうです。

 今回私は新古車で購入することになりました、登録してまだ半年なので2年半はサービスプログラムが付いているし、とりあえず乗り初めの不具合はないようです。これから実際に乗ってみて”FIAT500の故障なんて杞憂に過ぎなかった”と言ってみたいですね。