2020年11月9日月曜日

FIAT500初めての冬用タイヤを”フジ”で買ったよ!

  山には雪が降り始めた、FIAT500の初めての冬シーズンの到来だ。今日は立冬、こよみの上では冬なのだ。

 ”なんとなく今年は雪が早く降りそうな気がする”という根拠の無いうちの奥さんの天気予報で冬用タイヤを準備しようということになった。もちろん初シーズンなのでホイールとセットで新しく買わなければならないがどこで買ったらいいだろう?ディーラーさんからも冬タイヤフェアのDMが届いていた。

 以前のブログでも書いたけれど、この車はディーラー公認の中古車フェアで購入した。中古車フェア会場にはメーカーを問わずに輸入車に詳しいスタッフが案内してくれて、実はその時にタイヤはどこで買ったら良いか相談していた。その時の販売員さんが言うには「私は”タイヤはフジ♪”で買ってますよ、輸入車のタイヤも豊富にあります。」というクチコミが気になっていたので”タイヤはフジ♪”のホームページを見てみた。

(お店もあったけれど50kmほど離れた隣町にしかなく、インターネットで注文しても最寄りの店舗でタイヤ・ホイールを組んで、バランスもとって宅配してもらえるらしいのでまずはネットで調べてみた。)

タイヤのフジHPではバーチャル試着ができる!

”タイヤはフジ♪”のフジ・コーポレーションのネットショッピングに行くと、目的のもの(スタッドレスタイヤ)を選択して、車種の設定をしていき、簡単に目的の商品を見ることが出来た、FIAT500に適合するタイヤとホイールが一覧になって自由に組み合わせて見れるんだけど、FIAT500のホイールというと限られるのか、ディーラーさんがDMで送ってきた種類とほぼ同じだった。

感動なのは”フィッティングルーム”というボタンがあってクリックすると自分の車種、色に合わせてタイヤを履いた時のイメージ画像がリアルに再現される。あまりにリアルで実際に自分の車が装着しているかと思う程だった。

引用元:フジ・コーポレーション


※さらに無料会員登録すると自分で撮ったリアル自分の車の写真を登録して、フィッティングルームで使えるらしい。 

 選べる種類はディーラーさんと変わりないけれど、価格はとってもお得です!(ディーラーさんはショップみたいなものですから、あまり値引きはしないですよね、その分特典などありますけど)送料はタイヤ4本で7,000円かかるけれど、それでもお得です。

冬タイヤのサイズは夏タイヤと同じにしたよ。

 冬タイヤは夏タイヤよりサイズダウンすることが多いです、理由はその方が滑りにくいからです(雪に接地する面積が大きくなると重さが分散されて踏ん張りが利かなくなるから、ラリーの車はタイヤの巾も細いですよね)が、雪道でその違いが分かるほどスピード出す予定もないし、乗り心地を変えたくないので同じサイズにしてみた。

夏タイヤ


 タイヤ・ホイールを決定して申し込むと、受注・支払いの確認・発送・と、ステップごとにメールが送られてくるので進行状況が良くわかって安心(私はコンビニ払いを選んだよ)そして約1週間後(土日指定したので10日くらい?)一本ずつ丁寧に梱包されたタイヤが4個口宅急便で届いたっ!


冬タイヤ


キチンと梱包されてバランスもとってありピカピカの新品のタイヤ!!

気持ちいい!!


タイヤとホイールの説明書と、”Fuji”のロゴ入りペン型空気圧チェッカーつき。




実際に履いてみた感じ、どうです?



当たり前かもしれないけれどフィッティングルームで見たとおりですよね。

今年の冬は雪が多いのかな?雪道がちょっと楽しみです。



2020年11月3日火曜日

FIAT500のリアウィンドウのワイパーの雨の日のひみつ。。。

Fiat500の後の窓のワイパーは 雨の日になると・・・



Fiat500には後部座席のうしろの窓にもワイパーがついている。

Fiatに乗る前はmazda車に乗っていたのだけど、マツダですごいなと思っているのは”自動間欠ワイパー”、ものすごく便利だと思っている。

なんのことか分からないだろうから説明すると、、

 小雨、霧雨の時は、雨の量が少ないので常に動いているモードのワイパーだとビビビビッとワイパーがビビってしまいます。なので、少し間隔を空けて動く”間欠モード”(インターバルと言う)を使いますよね?


 それで、車が走り出すてスピードが速くなると、窓に当たる雨粒も増えるので、今度はインターバルでは拭くのが間に合わなくなるので、みんな連続モードに切替えると思いますが、

 マツダ車はスピードが上がると自動で連続モードに切り替わり、信号などで停車するとまだインターバルにもどります。どこかにセンサーがあるのか?それはとても快適なタイミングで切替わるのですごいなーっと、しかも全グレードの車に標準で付いている機能です。もう何十年も前から「いいなー」と思っていますがTOYOTAや日産など他社の車には一向に採用されないんですよね。特許でもあるんだろうか?


 で、FIAT500ですが、先日雨の日に車庫入れをしてびっくり、バックにギアを入れるとインターバルだったリアワイパーがスススっと早く動いたんです!ビックリでした。

 雨の日に車庫入れしようと間欠ワイパーのまま後ろを振り返ると、サササッっとワイパーが視界を確保してくれるなんて、気が利いていますね!


2020年10月16日金曜日

Fiat500 ウインカーの点滅スピードを比較してみた。

 FIAT500のウィンカーの点滅の仕方を比べてみた。

 前の記事や、前々の記事にFiat500をリモコンキーでドアロックしたり、解除するときに光る、ウインカーの点滅の仕方について触れましたが、実際にその様子を動画で撮って、比べてみました。


ドアロック解除・ノーマルパターン。


  通常のドアロックを解除するときのウィンカーの点滅の仕方。
前の記事にも書いたとおり日本車よりゆっくり光っているように見える。しかも光っている時間の方が長く感じて「クリスマスのイルミネーションの様」と例えた自分の表現が「うまいなぁ」と自画自賛している。

トランクルームのみドアロック解除したときのパターン。



Fiat500のリモコンキーには、トランクだけ開けるボタンがついている。このボタンを押すとトランクのロックが外れて”ボコン”と音がして少し開いてしまう。日本車の給油口のレバーを引っ張るとふたが開いてしまうような感じでドランクのドアが少し浮き上がる。
このときの点滅のスピードは日本車に一番近い感じがします。


ドアロックする時にエラーが起きた時の点滅パターン。


 ドアロックボタンを押した時に、ドアが半ドア(キチンと閉まってなくて浮いている状態)だと、エラーの為に光ります。エラーを伝えるウィンカーの光り方は危険を知らせるような点滅で、工事現場でピカピカッ!と短い間隔でフラッシュのように点滅するパターンです。


ロックする時のウィンカーの光り方。


 最後は、ロックする時の光り方。一回だけ、ジワーっと光っておしまいです。なんだか車がガレージに戻って背伸びでもしているようです。「これで今日はおしまいっ」というクロージングタイムの雰囲気がありますねぇ、ってやっぱりえこひいきですかね?





2020年10月6日火曜日

FIAT500のトランクルームの大きさ・広さはどれくらい?

FIAT500のトランクルームの容量はどれくらい?

 Fiat500の車体を見る限り「トランクルームが広い訳がない」と誰もが感じると思います。
「Fiat500は不便さも魅力の1つなんだ」なんてコアなファンは言いそうですが、どれくらい荷物が入るのでしょうか?

カタログの主要諸元には次の通り書いてあります。

Fiat500のラゲッジルームの容量

185リットル [後席バックレスト格納時:500リットル]

って数字で言われもピンとこないので、買物バスケットを乗せてみましたっ!

fiat500トランクルーム



イオンのバスケットを収納してみました。。。




カゴ1個はもちろん入りますが。。。。



fiat500トランクルーム


 ちょっときついけれど、何とか2個、並べて入れることが出来ました。ちょっと荷室に角がぶつかるので、入れるときに角度に注意しないと入らないレベルのキツさです。(笑)




 かごの中に荷物が入った重たい状態では大変かもしれませんね。かといって縦向きには入りません。

 そんな時は、後部座席のシートが前へ倒れるので・・・
(後部座席の肩の辺りにレバーがあって押すと簡単にイスが倒れます。トランクルーム側からもレバーに手が届きます)



軽く倒してから、カゴを1つタテ向きで乗せれば余裕で乗ります。




  最初から大きな荷物を積み込む時は、後ろの座席を両方倒して、横向きのバーを取り外せば、そこそこな荷物が積み込めますね。一人暮らしでFIAT500の後に荷物をいっぱい詰め込んで引っ越す。なんてシチュエーションは映画のワンシーンのような想像をかきたてます。





2020年9月28日月曜日

女性には安心!?リモコンキーはトランクのみでもロック解除できる。

 この前もまた少し運転してきました。隣町の新しく出来た産直まで妻と2人でドライブ。
エンジンの回転数とスピードがまだぴったり合わせられず「もうちょっと慣れが必要だなぁ」と言うと、妻がここぞとばかりに「うん、私もそう思った、下手だもんね」とずばり言う。
 「はぃはぃ、仕方ないですよね、これはあなたの車だから」と言うと得意になって、「だってね、パパはギアチェンジの時に音がするもん」と話しを続けるので、(ギアチェンジの時に音?)と不思議に思っていると、シフトレバーの入れ方が乱暴だと言うことらしい。

 Fiat500のデュアロジックは、マニュアル車のような感覚で運転できるので、マニュアル車のシフトチェンジのように少しでも素早く切り替えたくなる。クラッチを踏んでいる間は動力がエンジンに伝わらないのだから、一瞬でギアチェンジしてロスを減らしたいのだ。だからシフトレバーを素早く引いた時に「ガコンッ」とぶつかる音がするのは仕方が無いと思っていたが妻はそれが気に入らないらしい。
 妻がシフトチェンジをする時はゆっくり”よいしょっと(カクン)”とそっとそーっとシフトレバーをやさしく倒すのでほとんど音がしない、そこ、運転には関係なくないか?

リモコンキーは運転席とトランクで分かれている。


 前置きが長くなってしまったけれど、この前ポケットの中のリモコンキーを手探りで操作してロック解除してみたらランプの点滅がいつもより早くて”あれ?いつもと違うな?”と思ったけれど、気にしないでトランクに買い物カゴを乗せていたら「ドア開いて無いよ!」と妻に怒られた。
FIAT500リモコンキー


 よく見てみるとリモコンには普通の鍵の絵とトランクマークのボタンがある。

ドアを開けようと思ってトランクマークのほうを押してしまったらしい。トランクマークはもちろんトランクの鍵しか開かない。

トランクを開けていると前の様子がわからない。


 トランクに荷物を積んでいる時は、トランクのドアを上げているので運転席や助手席が見えないんですよね。
(だから今回も妻に怒られるまで前が開いて無いことに気がつかなかった。)

 知合いの女の子が荷物を積んで運転席に戻ったら助手席に知らない男が乗り込んでいた。なんて事件もあったから、トランクを開けているとき死角になる運転席・助手席はロックされたままと言うのは実は安心なのかもしれない。

 ヨーロッパ全般的に引ったくり、置き引き、スリなどが多いといいますから、そのための対策なんでしょうか?隙を見せないつくりということでしょうか?

2020年9月12日土曜日

FIAT500のリモコンキーロック/解除のライトはゆっくり光る。

 FIAT500のウインカーランプはスロー点滅。

 走行中の話ではない。リモコンキーでドアロックを解除した時に光るウィンカーの点滅のスピードのこと。(走行中の合図としてのウィンカーの点滅する速さは法律で決まっているので、これがスローでは違反車になってしまう)

 開けるときには2回点滅し、ロックをかけるときは1回点灯するのは日本車(我が家のトヨタファミリーバン)と同じで変わりはない。

 ところが、点滅するスピードや、点灯の様子が日本車と異なる。どう違うかというと。

じんわりと光る。

 文章で表現するのは難しいけれど日本車は例えるなら、運動会の入場行進で止まるときの合図「ぜんた~い 止まれ!”ピッ・ピッ”」の”ピッ・ピッ”くらいのテンポで点滅する。

 Fiat500の場合はもっと遅くて、宇宙ステーションが自爆するときのコンピュータ音声のアナウンス「あと5分で爆発します。」のバックグランドで鳴っている「ビーコン・ビーコン」という警報音のリズムに近い。




通じただろうか?(2020.10.15動画追加しました。)

 もうちょっと分かりやすい表現を考えてみよう。Fiat500は日本車より点灯している時間が長い、気のせいだと思うけれど点灯するのもゆっくり点いているように見える。ほわっと点いてすぅ~っと消えるように見える、身近なところで似たような物を考えてみた。

 あ、早朝の点滅の信号機とかクリスマスツリーのイルミネーションに近いかもしれない。表現としては”イルミネーション風”と言った方がおしゃれな感じだ。ただイルミネーションのテンポは一定じゃないけれど。


そのスロー点滅になにかいい印象を受ける。

 で、そのスローテンポについてどう感じているのかと言えば、とても気に入っているということなんだけど。物珍しいだけかもしれない。
 日本に住んでいてヨーロッパ人が目新しくて興味をそそられているだけかも知れない。それでも点灯している時間が長いとうれしい印象を受ける。ただ合図しているだけじゃなくて「点いてる状態をメインで魅せている」と言う感じ。えこひいきだろうか?



2020年8月19日水曜日

Fiat500の給油口のこと、位置・開け方・閉め方。

 

 

 

 またしばらく乗る機会がないので今日は給油口の説明をしますね。当然外国車の給油口は独特なんですが、日本車は給油口のカバー自体が車内からしか開けられないようになっていて、カバーの中のネジキャップには鍵はかかっていません。高級車は分かりませんが、庶民のファミリーカーには鍵を使わないと開かないような給油口はありません。

 海外は物騒だから日本車のような車内のレバーを引っ張って開けるような給油口の扉はこじ開けられてしまうのかもしれませんね。なので、外のカバーは手で簡単に開閉できて中のキャップに頑丈な鍵がかかるようになっているのです。(外も鍵がかかる車種もあるようですがFiat500の外カバーは鍵のかからないただのフタです)




Fiat500の給油口の位置は右側!



 ワイパーとウインカーのレバーが日本車とは逆なように、給油口の位置も日本車の感覚とは反対で右側にあります。

 給油口は排気口(マフラー)から離れた位置にあるのが一般的なので、左側通行の日本は歩道から遠い方:右側にマフラーがあることが多いため給油口は左側が多いのです。逆に右側通行の海外のくるまは、マフラーが左側にあるため給油口が右側になるのです。




 車のデザインや(マフラーが2本あったり)、給油時の安全性が高くなったので、給油口の位置のこだわりはなくなってきているようです。


 インパネを見れば、ガソリンスタンドマーク⛽▶のわきに、どちらに給油口があるか三角印で示されているのは日本車もFiat500も一緒です。




Fiat500の給油キャップの開け方。





給油キャプに直接ついている鍵穴に車のキーを差し込みます。




給油キャップを左手で抑えて鍵を左にグイっと回すとキャップが外れます。




外したキャップは扉の下にあるフックに鍵をさしたままぶら下げることが出来ます。




Fiat500の給油口の閉め方。



閉め方は、開けた時の反対にやればOKです。


 キャップを給油口に合わせたら(左右に回しながら合わせると入りやすい気がします)キャップをまた左手で固定しながら車のカギを今度は右にグイっと回して抜けば外れなくなるはずです(回転はしますが)。少しコツがいるので最初は閉めたと思っても引っ張ってみると、取れちゃったりするので確認しましょう。

2020年8月2日日曜日

FIAT500 MTモードで加速と減速、スムーズで快適な走りが楽しめる!デュアロジックMTモードで運転のコツ。

 オートマの免許証で乗れるというには、あまりにもマニュアル車に近い感覚が味わえます!オートマ免許でFIAT500を買った人は、オートマ免許なのにこれだけマニュアル車の運転感覚を楽しめるなんてお得じゃないか!と思ってしまいます。私もMTモードで走っていると免許取りたての頃の感覚を思い出します!

 前回はFIAT500 Twin AirをAUTOモードで乗るときのコツについて書きましたが、今回はマニュアル(MTモード)でさらにスムーズに走る方法を書いてみたいと思います。


FIAT500 デュアロジックMTモードでの発進!

発車の前にまず”MTモード”になっているか確認しましょう。
AUTO⇔MTモードの切り替え方は下の通り、前回の記事から抜粋↓ 
 

※Fiat500 デュアロジックのオートマモードとマニュアルモードの切替方法。

シフトレバー左側の「A/M」と書いてある方にレバーを倒すことでオートとマニュアルの切替が出来ます。
 オートマモードの時はインパネのシフトの下(写真のNの下)に”AUTO”と表示。
もう一回シフトを左に倒すと表示が消えてマニュアルモードになります。

 インパネ写真の下のように”AUTO”が消えた状態で発進です。(※発車するときはシフトが”N”ではなくて”1”にして。)

 実際に乗ってみると、快適に乗るにはあまり燃費が良くないかもしれません。AUTOモードの時、自動で1速から2速に切替わる2,500回転くらいだとまだ加速が不十分な感じがします。もう少し加速してからの方がアクセルを緩めたときに前のめりになる反動が弱いような気がします。
 つまり車体がスピードにのった感じがするのは3,000回転以上で、このタイミングでアクセルを緩めるてシフトチェンジするのが一番スムーズかな?と感じました。(車体によっても個体差があるのかな?)

 アクセルを緩めた瞬間にシフトレバーを手前(+)に引いてシフトアップしていきますが、ギアチェンジの瞬間は加速が緩むので”一瞬”でギアチェンジしたいものです。
 アクセルを踏む足を緩めた瞬間にシフトレバーをパッっと手前に引いてすぐアクセルを踏み込みます。この切り替えるスピードは少しでも素早い方がいいと思っていますが、うちのカミさんは”やさしくそっと”切り替えるのでタイムラグが大きいのですが、ま、それも個性ですよね、運転に人が出るのはこうゆうところかもしれません。


FIAT500マニュアルモードでシフトアップ。

 1速から2速が一番難しくスピードや回転数が合わないとギアチェンジの時に反動が来ますが2速から3速はそれほどではありません、スピードが上がればギアチェンジの反動は軽くなっていきます。
 街乗りで時速40kmくらいだと3速から4速に上げようかなぁ~3速のままでいいかな~くらいの感じ。右左折が多く微妙な加速減速が必要な道なら3速のままの方がきびきび走れるけれど、直線で変化がない道なら4速でもいい感じです。
 少しスピードが上がって(50kmくらい?)惰性で走れると5速で走れます。AUTOでもこのくらいになると自動で5速に上がります。少し上り坂で減速するようなときは4速にしています。


FIAT500マニュアルモードで減速、停止するとシフトはどうなる?

 マニュアル車ならエンジンブレーキを掛けながら減速し、当然止まるときにはクラッチを踏まなければエンストしてしまいます。

 エンスト?最近聞かない単語ですね。マニュアル車は操作を誤るとエンジンストップしてしまって初心者は公道で赤っ恥をかいたりしました。
 発進の時にいきなりクラッチを離してエンジンと車輪を急激につなげるとエンジンが止まったり。停車する瞬間にクラッチを切り忘れてエンストしたこともあります。いまでも軽トラに乗った高齢者がエンストしているのをたまに見かけますが。。。今思えば本当に”マニュアルな機械”ですね。そこが好きなんですが。

 Fiat500もマニュアル感覚に近い車なので減速していったらどうなるんだろう?とマニュアル経験者の私は心配しちゃいましたが、今の時代そんな心配は無用でした。

 アクセルを離して減速し始めると、速度にあったシフトに自動で下りてきます。ギアが変わるときに少し反動は感じますが気になるほどではありません。また自然に減速するよりももっと減速したいときはシフトレバーを(-)のほうに倒してマニュアルでシフトダウンするとエンジンブレーキがかかります。

 間違ってシフトを下げ過ぎても「そりゃ無茶だ」という時は”ピピピッ”とエラー音がして無理なギアには入らないようになっています。

 そして止まるときもそのまま停車してもエンストはしません。(あたりまえか・・・省エネのためのアイドリングストップ機能はあります。)


FIAT500はマニュアルモードで走った方が快適!?

 マニュアルモードで自分の感覚でスムーズに加速して走行し、止まるときは車におまかせでシフトチェンジしてくれる、この乗り方が一番楽で楽しいのかな?と感じました。というか、そうやって乗るために開発されたのかな?と思います。今の車にはいろんな技術が使われているんだなーと、感心してしまいます。

2020年7月23日木曜日

FIAT500 Twin Air ギアチェンジのタイミングはいつ?デュアロジックAUTOモードで運転のコツ。

 久しぶりにFIAT500で一人ドライブに出かけてきました!と言っても隣町の100円ショップへ買物に行っただけですが。妻の通勤用なので運転できるチャンスが少なく、デュアロジック初心者の私ですが、今回はオートマモードのシフトチェンジのタイミングを確認してみよう!という目的で運転してみました。(マニュアルモードでギアチェンジするタイミングをつかむための準備として。)



※Fiat500 Twin Airデュアロジックのオートマモードとマニュアルモードの切替方法。

 念のため、
ご存知とは思いますが、AUTOモードとMTモードの切り替え方を書いておくよ。
シフトレバー左側の「A/M」と書いてある方にレバーを倒すことでオートとマニュアルの切替が出来ます。
 オートマモードの時はインパネのシフトの下(写真のNの下)に”AUTO”と表示。
もう一回シフトを左に倒すと表示が消えてマニュアルモードになります。

Fiat500 標準オートマモードでの運転の様子。


 オートマモードには標準とECOがありますが、まず標準のまま運転してみました。

すると、エンジンの回転数が2,500~3,000回転の間ぐらいになると自動でギアが変わります。ギアが変わる要因は回転数だけではないですが、平坦な道路で周りの流れに合わせてアクセルを踏むとそんな感じでした。

登り坂で減速した時は、深く踏み込むと自動でギアが1つ下がって力強く加速します。

※FIAT500のエンジンの回転数はどこで見る?

 念のため、
ご存知だと思いますがエンジンの回転数はどこで見るか書いておきます。
スピードメーターの内側にある数字ですね。

 緑色のマルで囲んだところが回転数のメーターです。表示は「1,2,3,4,5、」となっていますが、下のほうに小さく「RPMx1000」と書いてあるので一桁の数字に1000を掛けて読みます。
 写真では、ちょうど「1」の上に針が来ているので”1000回転くらい”で回っています(アイドリング状態)。1と2の間の凹みが半分なので、そこが大体1500回転という風に読みます。



※上手に乗るためのコツは!

 走り始めて1速から2速に上がるまでは少し強めにアクセルを踏みます(踏み込みすぎないよう前方、スピードには注意)エンジン音が大きくなっても加速は最初ゆっくりで、加速が伸び始めて2速に切替わる瞬間にアクセルを緩めて2速に切替わると反動が少なくてキレイにつながります。

 2速から3速も同じように切り替えると良いのですが、私はまだうまく出来ませんー。
変わる前にアクセルを緩めてしまい”あっ”と思って踏み直した瞬間に切替わったりでまだまだ修行が必要なようです。

 スピードが上がって惰性で走れる状態になると、あまり回転数も上がらずに4速、5速にギアが自然に上がっていくので、この時はアクセルワークは気にしなくてもスムーズにギアチェンジできます。

Fiat500 ECOモードでの運転の様子。

「ECO」ボタンを押すとガソリンの消費が少ない運転に切替わります。




ECOモードで同じように運転すると、標準で運転した時よりも早くギアチェンジします、
(だいたい2,000回転以下で切り替わります)あまりスピードが乗らないうちにギアが変わっていくので物足りない感じなんですが、、

でもECOモードでピッタリくる走り方があったんです!!

それは大型のトラックの後ろを走ったときでした、ゆっくりした発進で加速具合もトラックに合わせてちょうどいい感じ!
エコモードの走り具合を表現するのにぴったりだ!

と、ニコニコしながら運転していました。
Fiat500に乗ると運転その物が楽しいので遅いのも苦にならないんですよね、もちろん流れを読まない独りよがりなスピード感覚はいけませんが、Fiat500に乗っていると”トラックのうしろに付いても楽しいんだなぁ”と思いました。

次は、MTモードでスムーズに運転するコツをもとめて楽しんでみるよ!!



 


2020年7月6日月曜日

助手席にもライトがあるんだよ、の巻。

前回からまだ一度もFIAT500の運転をしていない。。。

 カミさんが仕事の時は乗って行ってしまうので私が運転することが出来ないし、休みで家にいれば私ひとりだけで出かけるわけにも行かない。意外と自分が走りを楽しめる時って無いんだと思う今日このごろ。

 仕方ないので、前にルームライトのつけ方について説明したけれど、今回は助手席にもライトがあるんだよ、という話をしたいと思います。

FIAT500の助手席にもライトがある。

以前にメインのルームライトのオンオフの方法を紹介しましたが、
(参照↓)

助手席のサンバイザーの裏にもライトがあります。

FIAT500助手席サンバイザー
FIAT500助手席のサンバイザー

開けると・・・

小さな助手席用ライトが現れます。



こんな感じ、こちらは普通にスイッチでオンオフするタイプです。

ライトを点けてみると・・・

FIAT500助手席のライト
FIAT500助手席のライト

こんな感じです。
鏡もついているので便利です、これは日本車でも普通にありますね。

ルームライトと一緒に点けてみるよ!


日中なのに結構まぶしいですね。

何のことはない話でしたが、カミさんに言われるまで気が付かなかったので、私のような間抜けはいないと思いますが、「助手席のサンバイザー下げたことが無かった!」なんて方がいたら見てください。

今日は小ネタでしたね。
ではまた(@^^)/~~~


2020年6月28日日曜日

FIAT500オートマモードのダメな運転、上手な運転の仕方。

FIAT500の超初心者の運転。

 FIAT500超初心者の私のダメダメな運転を紹介しましょう。
新しい車だし、カミさんの通勤用だから万が一にも何かあったら一生言われるんだろうなと思うと、おっかなびっくりで思い切った運転が出来ずにいます。

 とりあえず最初はオートマモードでゆっくりアクセルを踏んでいくと。。。

ブーーーンと加速している途中に自動でクラッチが切れるので
”フッ”っと車のパワーが抜けて体が前のめりになります。
ギアが変わるとまた加速するので体がシートにくっつきます。。。

とってもかっこ悪いです。

次のギアに上がるまでのタイムラグがあるのでそんな感じになるのです。

 ディーラーさんの話によると
「オートマのギアの切替があまり上手じゃないんですよね~」と言っていましたが、それもそのはず、普段私が乗っている日本車ファミリーワゴンはCVT車です。

CVT=無段変速機。。。です。

詳しいシステムは分かりませんが、AT(オートマ)車よりも後に出てきた”無段階”に加速したり減速できる優れたトランスミッションですからタイムラグやショックが少なく滑らかに加速、減速できます。

 FIAT500のトランスミッションはカタログの表現だと

ATモード付き5速シーケンシャル(=デュアロジック)

とい言います。CVTは固定のギアを使っていないのに対し、こちらはギアがあります、ATモードだと機械が自動でギアを変えるのです。

どちらもメリット・デメリットがあるのでどちらがいいと言うものではありません。FIAT500のデュアロジックはフェラーリがF1で勝つ為に開発した技術らしいです。
参照:Go for it.(欧州車のレシピ)『欧州車に乗る勇気』がみなぎるサイト。より。

FIAT500ATモードでの上手な運転とは?

 「AUTOモードで上手に走りたい」これについてはFIAT公式のホームページの中の”fiat magazine CAIO!”にも取り上げていて「ギアの役割を考えると良い」と書いてありました。
参照:もっとドライブを愉しむ 〜デュアロジックの仕組みと発進編)

最初のギアは気持ち多めに踏み込むと良い

 最初のギアは0→1を得意とするギアでタイヤが動き出してから約5秒間、時速20km/hくらいまでを担当するギアだそうです。

「気持ち」とはどれくらい?
 ギア付の自転車に乗った時を想像してみて下さい。止まっている状態から動き始めるには結構な力が必要です、場合によっては立ちこぎします。そしてある程度スピードにのったら腰を下ろして次のギアに切替えますよね?そんな気持ちです。マニュアル車でも同じような感覚ですが、

スピードにのる前にギアを変えたり力を抜くと体と気持ちが前のめりになる。

という感覚分かりますか?
なので、私のように弱く一定の力で踏み続けるとスピードがのり切る前にクラッチが外れるので、”フッ”っと前のめりになるんですね。

【結論】

 自分のFIAT500がAUTOでシフトチェンジするタイミングが分かってきたら、
シフトチェンジまでにしっかり加速できるように踏み込み、シフトチェンジの瞬間にアクセルを緩めればショックも無く滑らかにシフトチェンジが出来る!

まとめ

 今日は体験談と言うより、リクツだけですね(照)実践はこれからです。くれぐれも極端に強く踏み込むことが無いよう安全に注意して感覚を体得したいと思います。また最初の少し多めにアクセルを踏むことに慣れてしまうと、国産車に乗ったとき急発進しないか心配です。”そんなバカな”と思いますが気をつけるに越したこと無いですね。
 公式ホームページではこれを「デュアロジックの醍醐味、車と呼吸を合わせて走る楽しみ」と言っています。自分の感覚で乗り心地を楽しむ自転車やマニュアル車のような感覚に改めて魅力を感じてしまいます。

2020年6月19日金曜日

FIAT500で高速道路を走ってみたよ!



 FIAT500で高速道路を運転した妻が、「スピードを出すほど安定する」と言っていたので、自分も高速道路(正確には自動車専用道路だけどね)を運転する日を楽しみにしていましたが、先日やっとその願いがかない運転してきました。しかし「もう一回乗ってみないと分からないぞ!?」というのが正直な感想、、、次回への疑問を残す体験となった。







FIAT500は高速走行で安定する?



うちのカミさんは安定すると言っているのですが、、、

初めて高速道路に乗った私の正直な第一印象は
ハンドルが重くなるです。(いや、もともと重いのか?)
普段乗っているファミリーワゴン車と比較して車線変更するときにハンドルを切るのに力が必要です。ファミリーワゴンは高速で走っていてもハンドルに遊びがあります。もちろんそんな急なハンドルは切れませんが、軽く左右に揺らしてもユラユラ、ふにゃふにゃといったような揺れの吸収があるのですが、FIAT500は直線を走っていればビタッっとハンドルが固定されたように重くなります、これが安定していると言うのならかなり安定しています。
 実際のドライブではわだちなどの路面状況に合わせて走るところを微調節するところですが、それをやろうとすると力が要るので疲れます。

なので次回への課題

 
車に任せて直線ではあまりハンドルをいじらない運転に切り替えたらすばらしい走りになるのかもしれない。

FIAT500の高速での加速はどうか?

 さすがのFIAT500ツインエアターボはトップギアの5速で走行中でも踏み込めばグンッと加速が感じられます。試験運用で最高速度が120km/h制限の自動車道で走ってみましたが、上り坂になっても減速することなくスピードをキープして走ることが出来ます。

合流では? 

 ただ本線と合流するところでの加速の時にはマニュアルで加速した方がいいような気がして、マニュアルモードにして各ギアで引っ張りながら加速していましたが、ATモードでもアクセルペダルを深く踏み込むと普段よりギアチェンジのタイミングが遅くなるそうで、
”ATモードのままでもスムーズに合流できる”と他のオーナーさんのブログでよみました。

なので次回への課題

ATモードのままアクセルを踏み込んで本線合流をしてみる。
 

これは運転がまだ未熟なのでは?

こうして高速道路に乗ってみて思うのはまだFIAT500に乗りなれていないのでは?という感想。まだ新車だし、何回も乗っていないし、一応”妻の車”という設定なので運転も遠慮がちになってしまう。FIAT500を乗りこなすにはまだまだ時間がかかりそうだ。

次は、車との一体感が得られていない未熟な運転だと思う根拠について書いてみたいと思う。



2020年6月5日金曜日

乗りごごちとは何なのか、悩んだのでちょっと深掘りしてみた。

乗り心地っていったいなんだろう?


 前の記事でFIAT500の乗り心地を表すのになんか矛盾を感じるなぁと思って、この矛盾はなんだろう?と考えてみると.

”乗せられている人”の乗り心地
”運転している人”の乗り心地は違うみたいだ、

と言うことはなんとなく分かった。

 同乗者の乗り心地は”おもてなし型”の乗り心地という感じで、揺れや振動などの不快感が出来るだけ少ないってことのようだし、運転している人の乗り心地は、運転のしやすさ、車を意のままに操れる一体感になるのだろう。

 日本車はどちらかと言うと”おもてなし型”の同乗者の乗り心地を優先して作られているイメージがあるのは私だけではないと思う。会社の車やファミリーカーは運転者よりは一緒に乗っている上司や家族が快適であれば運転者の快適性は”そこそこ問題のない範囲”であればOKな感じを今回FIAT500に乗ってみて実感した。

 しかし海外、特に欧州車は運転者の快適性を優先しているように感じる。ひとりで車に乗ることもあるわけだし、車と一緒に過ごしている時間が一番長いのは運転手なのだから、運転する人を一番に考えるのは当たり前なのかもしれない。両方の快適性を同時に叶えられれば良いけれど、どちらか優先しないといけないときの選択の仕方に国民性を感じてしまう。

 話はそれるけれど、日本人は人の為に自分が何かを耐えることを美徳的に感じるところもあるけれど(嫌いじゃないです)、最近は「自分が幸せじゃないのに他人を幸せになんて出来ない、自分が楽しくないのに他人を楽しませることが出来るの?」という考え方が主流になりつつあるのでは?むしろそうゆう考え方が国際スタンダードな気もしてくる。

 ネットで記事を読んでいると、日本車も欧州に輸出される車はそちら向けのセッティングがされているらしい。広大なヨーロッパの高速道路を長時間移動する環境の違いもあるようで、高速での快適性が高ければ街中での多少の乗り心地の悪さは気にしないと言う感覚らしい、まるでレーシングカーみたい。レース中(高速道路)の車の性能が良ければピット(街中)でガタガタしてもあまり気にしないという感じだろうか?そう考えるとちょっとかっこいい。

乗り心地の種類は何がある?


「乗り心地」は何なのか、三栄書房が2003年に発売した自動車大辞典「大車林」によると。
乗り心地は、室内空間、シートの座り心地、視界、空調、振動、騒音などを含めた総合的な感じとして広く捉えることもある。
としている。なるほど乗り心地と言ってもいろんな要因があって、運転者と同乗者が共通で快適と言える項目(室内空間、シートの座り心地)もあれば、必ずしも両立しない項目(視界、空調、振動、騒音)もあるんだな、と思った。
 さらにこの辞典では振動についても”ピッチ(縦揺れ)”や”ロール(横揺れ)”もっと専門的な、ジャダー、突き上げ、バウンシング、低周波、などなど専門用語の説明にまで及んでいて「車の研究ってすごい!」と感動させられてしまう。

視界についてだけちょっと。


 上の引用文中の”視界”については、窓の大きさもあるけれど車高がかなり影響していると思う。背の低い車は走行性は安定しているけれど景色は悪い。特に高速道路では大体高さ1mちょっとの壁がずっと続いているので見える景色が限られてしまう。

 背の低い車で高速道路を走ると景色はずっと”壁”のままだ。バイトでトラックに乗って高速道路を走ることがあったが、この時景色の雲泥の差に感動すらした。「そんなに変わるものか?」と思うかもしれないが、単調な景色より見晴らしが良い方が断然眠くならないし精神的にも圧迫感がなくて気持ちが良い。もちろん筆者の住んでいる田舎でも空と山しか見えないよりは川や町の様子が見えた方が運転していても楽しい。

 若いとき営業マンで1人で走り回っていた時は車高は低くても気にならなかったが、今は家族で出かけるなら、景色の良く見える車高の高い車の方が良いと思ってしまう。

だから贅沢(ぜいたく)感があるんだね。


 私はまだ初めての欧州車でその魅力が分かり始めたところだけど、長年の欧州車ファンには当たり前のことなのかもしれないが、欧州車の魅力はこの運転手優先のセッティングなのかな?と思った。走りに重点を置いた車を運転する幸せ、自分一人か、助手席にもう一人、一緒に走りを楽しむ仲間とドライブするのは贅沢な時間だ。先日子供達を置いて(もう親とは出かけたがらない年頃)妻と2人で往復約100kmのショッピングドライブに出かけた。運転も交代で楽しみながら走ってきた。ファミリーカーの他に、もう一台車を持つとき、ドライバーの楽しみを優先するという見方の選択方法はいいんじゃないかな?

チンクエチェントラウンジはガラスルーフがあってかなり視界を稼いでいますね。。。
FIAT500ラウンジのガラスルーフ。

2020年5月24日日曜日

FIAT500運転レポ!楽しい魅力ある乗り心地。

FIAT500インパネ

 とうとう我が家にFIAT500 Twin Air Loungeがやってきた、ツインエアの独特なエンジン音に魅せられて購入したけれど、自分で運転して走り出したらまた別の魅力が現れた!!そもそも乗り心地とはなんなのか?根本的な意味に悩まされた体験談をブログに書いてみるよ!

FIAT500ツインエアのエンジン音は大きいと言うけれど。


 FIAT500のTwin Air(直列2気筒ターボ875cc)のエンジン音は1.2(直列4気筒1,240cc)に比べて大きいと言うけれど、実際どれくらい違うのか?当然車として”うるさくて乗れない”なら商品にならない訳で、その辺を具体的に話しますと、車を受取りに行った帰り道、エンジン音を聞こうと思っていたらカミさんがカーステレオで音楽を鳴らし始めて(新車なので色々いじりたがって・・)エンジン音がよく聞こえなくなってしまいました、そのくらいの大きさです。でも振動は感じられました。
 音が大きいと言ってもその程度ですが、少しでも静かなほうが良ければ1.2のエンジン音は日本車と比べて”違和感がない”といわれているので、乗り心地に静かさを求めるなら1.2の方が良いでしょう。

 でも運転している時のドキドキ、ワクワク感も乗り心地と考えるなら、私はツインエアの独特のエンジン音に魅力を感じました。
 購入する時に”一番気になったのはエンジン”と言うことは以前の記事(参照記事:FIAT500という以外にこれと言ったこだわりはなかった。)に書きましたが、その時は展示場で停車したままのTwin Airのアイドリング状態で”パタパタ” ”フタフタフタ”という音が独特でかわいくて良かったのですが。走り出して回転数が上がると”かわいらしさ”はなくなり”たくましさ”が感じられます。

”ブロロロロ~バタバタバタ~”
上がっていくエンジンの回転数が振動で伝わってきます。
小さい車なのでエンジンのパワーがよりよく伝わるようです。

あれ?なんだろうこの乗り心地、懐かしい感じがする。

FIAT500ツインエアの乗り心地は悪い?


 乗り心地といえばサスペンションが一番のポイント、道路の段差や凸凹の振動をクッションがどう吸収してくれるか、ですが。スプリングとかスタビライザーとか難しいシステムのことは分かりませんが乗ってみてすぐ感じたのは「固い」です。

 車を受取っての帰り道、カミさんの車なので最初はカミさんが運転して、私は後部座席に乗りました。後部座席は意外と広く快適でした。視野も広く、またラウンジにしたので屋根の窓から空も見えるので狭苦しい感じはしませんでした。


 ところが走り出すと道路の段差では”ゴンッ”と音がするし、曲がると体が反対側へ振られるし、「あれ?乗り心地は結構ハードなのかな?」と言う感じ。我が家のもう一台の国産ファミリーバンは道路に段差があっても”ガツン”とした振動は伝わって来ません。

 一方、運転しているカミさんはとても楽しそうで車の反応を楽しんでいるようです。サスペンションが固いという事は高速曲がるときの安定性が高くなるので車との一体感が楽しめます。私はまだ高速道路を走っていないのですが、先日カミさんが走って来て「高速になるほど安定する」と言っていました。

 帰宅途中で運転を変わってもらい自分で運転してみると、ターボエンジンの力強いトルクの加速力、カーブを曲がるときの安定感。ルパン三世のアニメみたいな乗り方が出来るんじゃないかと(例え話として)思えるほどキビキビと走ります。

 エンジン音にしても、サスペンションにしても運転する人の快適性がFIAT500が大切にしている乗り心地なんだな、と思いました。だからオートバイのタンデム(2人乗り)のように同乗者も一緒に走りを楽しむときに本当に乗り心地が良いと言えるようです。

 ネットで見つけた欧州車の乗り心地を表現した名言があったのでご紹介します。

言葉で伝えても、真実は体験していただかないとわかりませんが、真の乗り心地の良さは、不快さのシャットアウトではなく、快楽の創造だということです。
~引用元:MOTAニュース(2010.05.07)
レビューで良く見る「乗り心地」って一体どんな性能のこと?」清水 草一より。


まとめ


 FIAT500の楽しい乗り心地はカミさんの行動が何よりの証拠です。休日は遅くまで寝ていたカミさんが早起きして自宅から1時間ほどの実家に山菜を取りに出かけたり(今月2回も!)、他人任せだったガソリンの給油に自分で行くようになり、今度は一緒に高速に乗って出かけたいと言っています。この行動の変化はFIAT500の乗り心地の良さを何よりも物語っていると思います。

 最後に、FIAT500を運転した時に感じるなつかしさは、昔家族で行ったゴーカートコース、楽しくて何回も乗ったゴーカートを運転した時のワクワク感です。エンジンの音、振動、反応の良いハンドリング。公道、高速道路も走れるゴーカートを手にしたような喜び感が湧いてくる魅力ある乗り心地です。頑張って買って良かったー!

2020年5月14日木曜日

FIAT500と出会ったタイミング。

FIAT500と出会った(購入した)時の詳しい話。

 今回FIAT500を購入したのは前々から計画していたわけじゃなくて、いままで13年間乗ってきた車の接触事故がきっかけでした。接触事故は不運だったけれど、結果的にはお得にFIAT500を購入することが出来ました。
 「買い替え時期なのかも・・・」とカミさんが言い出してから、国産車も含めていろんな車を検索しましたが、たまたまテレビで流れた”輸入車・正規ディーラー中古車販売会”のCMを見て「春の中古車販売会」へ出かけたのがFIAT500との運命の出会い。そこからトントン拍子で話が進みました。新車がいいのか?中古車がいいのか?それぞれのメリット、デメリット、注意点、の狭間に翻弄されてきたお話です。

FIAT500を中古で買う時の注意点は?


中古車市に行くので中古車を選ぶときのコツを調べてみました。

①初期の不具合が出きって落ち着いた走行距離5万km前後のものを選ぶと良い。
②正規ディーラーでの整備記録がしっかりついているものを選ぶのが良い。

 と、ネットで検索したにわか知識で販売会へ行って見ました。

 会場には、ベンツからBMW、シトロエン、いろんな海外メーカーがそろっていて、フィアット以外の車にも心を奪われそうになった(シトロエンの”魔法のじゅうたん”と言われる乗り心地など)けれど、カミさんの通勤用に小さい車が欲しかったので、やっぱりFIATが良いね!ということになった。

 けれど、FIAT500は2台しかなくどちらも色は白、Twin Air POPTwin Air Loungeで、個人的にはPandaも見たかったので”お店のほうにも行ってみようか?”とカミさんに提案したがFIAT500がすっかり気に入ってしまったようだ。(我が家は5人家族なのでFIAT500では一人乗れなくなるのだが)

Twin Air POPとTwin Air Loungeの違いは?


FIAT500のグレードは3種類。
  • FIAT500  1.2Pop
  • FIAT500  Twin Air Pop(ツインエア・ポップ)
  • FIAT500  Twin Air Lounge(ツインエア・ラウンジ)
Popが標準だとするとLoungeはちょっと高級な感じ(限定車はまた別にあるけれど)。
今回1.2Popは展示されていなかったけれどFIAT500を買うならTwin Airが欲しかったので問題なかった。色も落ち着いた色が良かったので白でよかった。
(※前記事参照:FIAT500という以外にこれと言ったこだわりはなかった。
Twin Airのエンジン性能はPopもLoungeもまったく同じです。

PopとLoungeの主な違いは。


ガラスルーフ
Twin Air Lounge(※以下「ラウンジ」)の屋根はガラスルーフになっていて、空が見える。コンパーチブルみたいに開かないけれど気持ちがいい。まぶしい時はブラインドが付いているので安心。

エアコン
Twin Air Pop(※以下「ポップ」)はマニュアルエアコンに対し、ラウンジはフルオートエアコン。

エクステリア/足回り
ラウンジの方はタイヤがちょっと大きくて、フロントフォグランプが付いている。フロント部分やバンパーなどがクローム仕上げになっていてキラキラしている。

カーオーディオ
ポップもラウンジも同じカーオーディオだけどスピーカーが違う、ラウンジの方はプレミアムサウンドシステム(スピーカーが7個付いている)でメッチャ音がいい。

などなど、ラウンジのほうが色々とグレードが高い。

Twin Air Popが先に売れてしまった。


 結果を先に言ってしまうと、購入したのはTwin Air Lounge。でもグレードが高いほうが欲しいとは思わなかった。別に屋根が窓じゃなくても良かったし、そんなにキラキラしてなくても良かった。Popの方のお値段なら即決!(新車のメーカー希望価格241万が200万円切っていた!)だったけれど先に売約済みになってしまったので”う~ん”と悩んでいた。残ったラウンジは新古車で半年前に登録されたばかりの車両(試乗車)とのこと、ほとんど走ってない。つまり中古車扱いだけど新車みたいなもの・・・ここで予想にしてなかった新車の買い方。新車で買う時のメリットは?

FIAT500を新車で買う時のメリットとは?


①新車登録から3年間無償修理・ロードサービス。
②低金利、ステップローンなど多彩なローンサービス(購入時現在)。

 すでに登録されて半年経っているので無償サポートは残り2.5年というコトにはなるけど、ローンの種類は新車購入と同様(支払い時期据え置き、残高据え置き設定、定額プランなど)選べるとのこと。初期不具合が出きるにはまだ走行距離も短いが3年間無償サポートが付いているなら心配ない。

新車と中古車のいいとこ取りでお得に購入できた。


 小売価格でラウンジはポップより35万円も高いわけだけど。その分色々と快適なわけで、それがPopを新車で購入する総額よりも安い値段だったらお得と思いませんか?
 中古車なので新車ではありえない値引き、新車と同様の保証が付いて購入することができました!またイベント特典の車体コーティング(5万くらいするやつ)がサービスで付いて、ピカピカのやつが我が家にやってきました。「新車か?」「中古車か?」の”どっちか”ではなく両方のメリットを合わせたこんなハイブリッドな購入方法もあることがちょっと発見でした。やっぱり現場に足を運ばないと分からないこともあるんだなぁと勉強になりました。
 かくして、事故と言うきっかけを始まりに”たまたま”が重なってFIAT500が我が家の仲間に加わりました。

2020年5月6日水曜日

FIAT500のルームライトのオン・オフのスイッチはどこ?

ルームライトのスイッチを探すの巻。

FIAT500のルームライト

 日本車と違って色んな細かいところがすべて独創的なんですよね、それを一つ一つ解いていくのが楽しみでもあるけれど。ルームライトのスイッチのオン・オフひとつとっても予想が付かなくてしばらく考えてしまいました。もちろん取扱説明書は読むけれど、何しろページ数が多くて探しているうちに”あぁこれも知りたかった!””そうなんだーふーん”と別のところが気になって寄り道してしまうんです。

スイッチが見当たらないので押してみる。


FIAT500のルームライト

 シンプルでおしゃれなデザインだけれど(写真上の方のスリットはマイクかな?)、スイッチが見当たらないのでライトその物を触ってみた。そういえば押すと光るライトってあったなーと思い押してみる。真ん中あたりを押してみるけれど押せないので、今度は端っこを、すると、、、

”パチン”(実際の音の感覚は「コトッ」って感じだけど)とライトが傾きました!
FIAT500のルームライト

右側が凹んだのが分かりますか?右側が上がって左側が下がった感じになっています。この状態でライトが点かないので「オフ」の状態の様です。

こうなれば「オン」のやり方は想像できますね?

 もちろん次は、左側を押してみよう!
FIAT500のルームライト
”ぽちっ”っとな。想像通り「オン」になりました!

こんな感じで、今度は左側が上がって、右側が下がっています。
シーソーみたいにパタン、パタンと切り替わるんですね。

結果
中央:ドア開けると点灯する通常モード。
右 :室内灯OFF。
左 :常時点灯モード。

いう事でした!!

 これだけのことだけど、小さな発見がよろこびのひとつです!